赤面症
赤面の症状は、顔が突然紅潮してしまうことに対する不安や、それによる他者からの誤解による困惑が、精神的ストレスをもたらしているといえます。
好意を抱いている相手の前での赤面は避けたい恥ずかしい瞬間ですが、感情を抱いていない相手の前で赤くなることは、誤解を招く恐れがあるため、さらに受け入れ難い現象といえます。
もちろん赤面症は治せます。安心してご相談ください。
私の著書脳科学・遺伝学に基づく「催眠療法」の中でも具体例を挙げて詳しく説明しておりますが、
赤面症には自分では気づいていない原因というものが存在します。
この原因がトリガー(引き金)となって交感神経を興奮させて顔を紅潮させているのです。
赤面する瞬間は、無意識に内在している”人に触れられたくない、見透かされたくない”何かが無自覚に反応します。これが原因なのです。
この原因という犯人をしっかり見つけ出して、交感神経を興奮させなくすれば、赤面症は治るのです。
交感神経と赤面の関係を明らかにすると、交感神経が興奮する際、体内の毛細血管は一般的に収縮します。しかし、顔表面に分布している特定の交感神経は血管を拡張する作用があり、このため顔の血流が増大し赤くなります。
特に赤面症の場合、心理的な要因による強い情動性興奮が起こっているので、副腎髄質からアドレナリンやノルアドレナリンが分泌されます。赤面を気にしていると、このホルモンの分泌が持続し、交感神経の興奮も続いてしまいます。そのため、いったん顔が赤くなると、すぐには赤みが引かないのです。
赤面症など早く治して、楽しい日常生活を送っていただきたいと願っています。お気軽にご相談ください。
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