オンライン・集中実技トレーニング(対面実習)内容
【初級コース】
初級コースで学ぶこと
初級コースでは、「催眠とは何か」を知識として学ぶだけでなく、実際に“催眠反応が起きるところまで導ける力”を身につけることを目的としています。
学ぶのは、次のような内容です。
- 催眠の仕組みと、
人が自然に催眠に入りやすくなる状態の作り方 - 声・抑揚・リズム・間──
相手が安心して反応し始める「催眠に入る声」 - 反応観察の基本
どの瞬間から催眠状態が始まっているのかを見抜く視点
これらを、理論と実践を行き来しながら学んでいきます。
初級コースの最終到達点
このコースを修了する頃には、次の状態を目指します。
- 自分の誘導によって、催眠現象を実際に起こせる(理論と技術)
- 誘導の流れを理解し、
迷わず・自信をもって言葉を出せる - 初対面の相手にも、
自然な安心感と信頼感を作れる(ラポールの知識など) - 基礎技術を「覚えた」で終わらせず、
応用へつなげられる感覚を持てる
初級は単なる“入り口”ではありません。
催眠術師としての基礎と応用できる能力をつくる最も重要なステージです。
初級コースさえ完璧にマスターできれば、あらゆる応用が可能になります.
オンラインでの催眠術講座の重要性
初級コースでは、
対面実習の前に オンライン講座で基礎を徹底的に固めます。これは、単に知識を詰め込むためではありません。
- 催眠誘導の構造を理解する
- 言葉の流れを頭と身体に馴染ませる
- 自分自身で「催眠状態とはこういう感覚か」と体感する
これらは、対面でなくても、むしろ一人の方が深く身につく部分です。
オンラインでできる重要なトレーニング
ハイブリッド催眠術講座では、練習相手がいなくても行える方法を多く取り入れます。そのために、以下の練習法も指導します。
■ 自己誘導トレーニング
自分自身に催眠誘導を行い、
- ぼんやりと意識が変わる感覚
- 身体が重くなる・動きにくくなる感覚
- 実際に「動かそうとしても動かない」体験
を、自分で作り出す練習です。
これは「催眠誘導を受ける側の感覚」を知るための、極めて重要な訓練です。
■ イメージトレーニング(脳内リハーサル)
人に催眠をかけている場面を思い描き、
- どの言葉を使うか
- どのタイミングで次に進むか
- 相手の反応をどう読むか
を、頭の中で繰り返し練習します。
自己催眠状態で行うことで、実際の誘導時に迷いが減り、反応が安定します。
※私自身も、催眠術を研究しだした頃は頃、この方法で訓練し、とても役立ちました。そして、上達した後も、新たな誘導法を考案する際に活用しています。
基礎ができて、初めて応用ができる
自己誘導やイメージトレーニングでは、暗示の言葉や流れを身体に落とし込むためには、正しい基礎知識が欠かせません。
だからこそ初級では、
まずオンラインで原理と構造を学び、その上で実技へと進みます。
集中実技トレーニング(対面実習)の位置づけ
対面実習は、
オンラインと個人練習で積み重ねたものを「完成させる時間」です。
- 声の出し方の微調整
- 間の取り方
- 反応への即時対応
- 実際に人を前にしたときの感覚
を、その場で修正しながら仕上げていきます。
初級コースで扱う催眠術テクニック
(オンライン+対面)
催眠導入法
- 固定注視法
- 弛緩誘導法
- 催眠深化法
催眠現象の誘導
- 指・手の接着、膠着
(指先が離れなくなる、手が固まる) - 腕の浮揚・沈下
(軽く上がる/重く沈む) - 瞼の接着
(閉じた目が開かなくなる) - 腕・肩の硬直や重感
- 身体の傾き、揺れ、浮遊感
- 立てなくなる現象
(腰が重くなる、椅子から立ち上がれない 等)
これらを通して、「催眠現象が起きる感覚」と「起こす感覚」の両方を身につけます。
初級コースは、すべての基準になる
初級をどれだけ丁寧に積み上げたかが、その後の上達スピードと安定感を決定づけます。
だからこそ、この初級コースでは妥協なく、基礎を完成させます。
催眠術を学ぶ理由は、
今すぐ誰かに使うためだけではありません。
人がどんな瞬間に言葉を受け取り、どんなときに無意識が動き出すのか。
その仕組みを知っているだけで、人との関わり方や、自分自身との向き合い方は、少しずつ変わっていきます。
催眠の知識や感覚は、仕事の場面や家族・身近な人との会話、あるいは自分の気持ちを整えたいときに、
「あのとき学んでいてよかった」と、ふと役立っていることに気づく瞬間が、必ず訪れます。
初級コースは、催眠術を「使いこなす」ためだけの講座ではありません。
人との関わり方や自分自身の感覚を、この先の人生で活かしていくための基礎を身につける講座です。
もし今、
「知っておきたい」「触れてみたい」そんな気持ちが少しでもあるなら、
それはもう、
催眠という技術が、あなたの中で意味を持ち始めている証です。