マインド・サイエンス独自の催眠療法

公式ウエブサイト

諦める前に知ってほしい、催眠療法の真の力

どれだけ努力を重ねても、心の不調がなかなか改善しない──
繰り返す不安や焦り、原因のわからない症状に悩まされ続けている──
病名に沿った治療を受けても、なぜか楽にならない──
そんな状態が長く続けば、誰しも「もうどうにもならないのでは」と感じてしまうものです。

けれど、本当は、まだ扉は閉ざされていません。
それは、意志の力や前向きな考え方では届かない、心の深層にある“無意識”の領域に、静かに手を差し伸べる方法が必要なのです。
つまり、“無意識”に働きかけるアプローチこそが、これまで変わらなかった理由を根本から解き明かし、真の改善と変容へと導く鍵となるのです。

表面的な安心ではなく、根本からの回復を

マインド・サイエンス独自の催眠療法では、
「なぜ発症したのか」「なぜ改善しなかったのか」といった、根本的な問いに真正面から向き合います。

ただ症状を一時的に抑えるのではなく、
その背景にある意識されていない原因──たとえば、過去の環境で形成された感情の記憶や、傷ついた体験によって身についた反応のくせ、そして生まれ持った性格的な傾向などに、丁寧に働きかけていきます。
それらが複雑に絡み合いながら、今の苦しみに深く影響しているためです。

表面的な安心ではなく、そうした深層にある働きに目を向けることで、再発のない安定した回復をめざすことができます。
このページでは、その原理と進め方について、脳科学と心理学の知見をもとに、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。

感情の記憶こそが、心を縛っている

過去の出来事やトラウマを、ただ思い出して分析するだけでは、心の問題は癒されません。
本当に必要なのは、その体験を通して心に深く刻まれた、**“感情の記憶”**にあらためてやさしく触れ直すことです。

たとえば、頭では「もう大丈夫」と思っていても、何気ない日常の場面で、突然、不安や動悸に襲われることがあるかもしれません。
それは、意識にはのぼっていない未処理の感情が、今もなお無意識の中で反応を起こし続けているからです。
その結果、いつまた症状が出るかわからないという不安の中で、怯えながら日々を過ごすことになってしまいます。

催眠療法は、こうした深層にある感情に対して、深くリラックスした状態で静かに働きかけ、その影響を穏やかにゆるめながら、心の奥にある記憶や反応のパターンを丁寧に書き換えていくプロセスです。
単なる暗示や記憶喚起ではなく、心理療法の視点も交えながら進めていく、繊細で安全なアプローチです。

深層へのアクセス──退行催眠と心理療法の融合

マインド・サイエンスの催眠療法では、必要に応じて退行催眠と心理療法の技法を融合させ、
感情への深い理解と癒しを促していきます。

ここで大切なのは、無理に過去を思い出そうとしなくてもよいということです。
「昔のことをあまり覚えていない」と話される方も少なくありませんが、実は、本当に影響を与えている記憶ほど、抑圧されて意識には上ってこないことが多いのです。

けれど、
今、あなたの中にある感情や身体の反応を入り口に、意識にはのぼってこなかった原因記憶と、無理なく自然につながっていくことができます。
抑圧された記憶は、頭で探そうとすればするほど遠ざかってしまうものですが、当時のうっすらとした感覚や、ふと湧き上がる感情に注意を向けることで、そこから過去の体験に紐づいた深層の記憶や、反応のしくみへと、自然にたどり着いていく──
それが、マインド・サイエンス独自の催眠療法の進め方です。

催眠状態は、心の防御をやさしくゆるめ、深層へと静かに入っていくための、最も自然で安全な方法です。
言葉や意識では届かなかった領域にそっと触れ、本質的な変化をもたらしていくことができます。

「理解すること」ではなく「構造を変えること」

「原因はもうわかっています」と話される方も多くいます。
けれど、それはたいてい、症状が出た“きっかけ”にすぎず、
本当の原因──心の奥に隠れているもの──とは違っていることが多いのです。

中には、カウンセリングなどで専門的に原因を分析してきた方もいます。
それでもつらさが変わらないのは、頭で理解しただけでは、心の反応の仕方までは変わらないからです。

本当の回復には、過去の体験を通して無意識に身についた
感じ方や受け止め方のくせ、心を守るための反応のパターンを見つめ直し、
それ自体を無理なく書き換えていく必要があります。

「理解する」だけでは変わらなかったものを、近年の脳科学の知見をふまえて、
深いところから“変わるしくみ”に書き換えていく──
それが、再発のない安定した回復につながる、本当の変化なのです。

答えは、あなたの中にすでにある

「なぜ、こんなにも症状に苦しむのか」
「薬では治らないのなら、もう人生をあきらめるしかないのか」
「どうして、何度も同じ思考や感情に飲み込まれてしまうのか」

その問いの答えは、決して外にはありません。
あなた自身の心の奥、まだ触れられていない場所にこそ、答えは静かに息づいているのです。

私たちは皆、心の深みに、まだ忘れられていない力を宿しています。
それは傷つきながらも歩んできたあなたの中に、今も消えることなく残っている、生きる力のひかりです。

マインド・サイエンスの催眠療法は、脳科学と深層心理の理論に基づき、
無意識の働きに穏やかに寄り添いながら、本当の変化を引き出していく方法です。

言葉や意識だけでは届かなかった領域に、
このアプローチは、確かに、変化の兆しを灯します。

焦らなくていい。あきらめる必要もありません。
ほんの小さな一歩でも、その一歩が、これまでとは違う未来への扉をひらいていきます。

あなたの回復と再生への道のりを、
マインド・サイエンス独自の催眠療法が、確かな手法と深い理解で支えていきます。

 
 
関連サイト  催眠療法における理想的状態  直接会わないといけませんか?  脳科学・遺伝学の基づく「催眠療法」