マインド・サイエンス独自の催眠療法

公式ウエブサイト

前世療法

果たして人は何度となく生まれ変わって自己の魂の向上のために試練を乗り 越えているのだろうか?本当に生まれ変わりというものはあるのだろうか?な ど多くの疑問を抱く方も多いと思います。また中には、生まれ変わりを無条件に 信じることが出来る方もいらっしゃるでしょう。どちらにしてもここ約15年前から催眠 療法の世界で前世療法を希望される方々が増えてきました。これまでに出版され注目を浴びた多くの書籍を読まれてのことと思います。しかし私はこれまで、必要を感じない限りあえて前世の問題を説くことをせずにやってきました。 なぜなら、生まれ 変わりがあるかないかということを、相談者に受け入れてもらわなければならないという様々な誤解を呼ぶ可能性のある問題が生じるからです。
本来催眠療法は、相談者がどうにもならない身体的精神的な症状に苦しんでいて、そこから開放してあげれたらそれで充分なのです。人生とは何ぞやという問題に取り組んでおられない限り症状が治ればそれでよいことなのです。 だから、前世を引き出しても、あなたの無意識の中に存在している一つのドラマだと説明して、サラッと流してきました。また、宗教に関わっておられる方の場合、その団体によって考え方や、微妙な点での違いがあるかもしれません。
しかし、催眠療法としておこなう場合、何が正しいのかという議論をする必要はないと考えています。 催眠療法をおこなっていると現世の問題だけではどうしても症状を改善できない場合が時にあります。そして生まれる前の人生の問題を解決してやることで、どんなにひどい特殊な症状もあっさりと治っていくことが あります。本当に不思議なもので簡単に治ってしまうのです。ですから退行催眠として、幼児期の過去に戻る(退行)だけではなく、生まれる前の人生まで戻っていき、その時代の人生を見つめていくという前世・催眠療法を行うことがあります。


催眠療法に必要な退行催眠とはどのようなものかを説明します。昔から催眠術の技法の中に年齢退行というものがあります。例えば、赤ん坊のときまで年齢を戻して指しゃぶりをさせたり、子供時代に描いていたような絵を描かせたり、遊ばせたりすることがありますが、 その様なことをしても療法としてはたいした意味もありません。催眠療法で必要な退行催眠は、自分が赤ちゃんになりきるのではなく、その時の様々な状況を現在の自分がしっかりと観察し、明確に自覚し、その当時の感情などをしっかりと感じ取らなければいけません。 生まれる前の自分まで退行した前世療法においても同じことです。外国に生まれていたとして、その国の言葉でしゃべることはめったになく、 その当時の人物になりきる必要もありません。それよりもその当時の自分を今の自分がしっかりと見つめ、観察しながら多くのことを理解することです。もちろん 日本語で理解します。その様にいつの頃に戻っていても、意識はちゃんとあり、特別な場合を除いてすべてのことを自分で覚えています。だから学ぶことが出来るのです。自分が無意識のレベルで変わっていくことが出来るのです。
前世療法についても、催眠療法と同じで本には様々なことが書かれています。そこにはとても特殊な例があげられている場合もあり、誰もがその様になるかのように誤解を招く場合もあります。特殊な状態が自分にも起こるのではないかと恐れたり、また そうなることを期待されることもありますが、そんなに思うようにはいかないものです。人は様々な個性があるように、そして同じ人生を歩めないのと同じで人の真似は出来ません。特に特殊なケースの真似は出来ないと考えてください。 それよりも、自分の問題を解決させるためには、人の真似ではない自分の作り出せる世界、自分に許された世界で解決しなければいけないのです。
生まれ変わりの世界は、現在を現世(今世)と呼び、今より一つ前の人生を前世と呼んで います。それ以前の生まれ変わりの人生を前世も含め過去世とまとめて呼んでいます。 また次に生まれ変わる人生を来世と呼んでいます。そこで現世(今の人生)で問題に なるのは、その人の過去世の中のいくつかの人生です。一つの人生だけが影響 している単純な場合もありますが、関連したいくつかの人生が絡んでいる場合が 多いようです。
前世療法は、魂の輪廻転生を肯定しようが否定しようが、そのような事にとらわれ問題にすることなく、催眠療法の一分野として、又はテクニックとして研究・実践していく価値があります。
それは心の病を治すにおいて、この方法によってしか治らない症状があるからです。
前世療法“体験談”の詳しい内容をぜひお読み下さい ≫≫

 
 
 
 詳しい説明