登校拒否に関して、
学校での人間関係が原因の場合は、無理して学校に行くことは相当な苦痛な世界です。
なぜ苦痛なのか?!
学校という空間での嫌な出来事が頭から離れないのと、その環境で相手とのかかわり方における自分自身に対する自己嫌悪も苦しめています。
現実の環境を変えることはできません。
学校に苦痛を感じる相手がいることを消し去ることはできません。
しかし、催眠療法によって、心の世界からは消し去ることができるのです。
そうして、内的世界が変化すれば、外的世界(環境)も自ずと変わっていきます。
たとえ環境がすぐに変わることがなくても、
自己の心の世界を変えることで、環境にうまく適応できるようにもなります。
また、人間関係がうまくいかないことには理由があります。
そうした原因となる理由も同時に解消しなければなりません。
様々な理由があると思います。
学校という社会で、人間関係がうまくいかない場合は、将来、社会に出ても同じように人間関係がうまく構築できないケースもあります。
こうしたケースは、幼児期の環境に生まれ持った気質が関わって形成されていきます。
こうした傾向をどうにか改善していく必要もあります。
出社拒否に関しても、学校と同じく職場環境の何かに苦痛を感じている場合があります。
無自覚のまま心が反応し、職場にいること自体が苦痛になっているのです。
そうした苦痛は、すべての人に共通したものではないとすれば、何か特別な原因があるはずです。
そうした原因の一つに、幼児期からのトラウマといえる家庭環境が絡んでいる場合があります。