マインド・サイエンス独自の催眠療法

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過去の記憶にやさしく触れる、退行催眠療法とは

なぜ「過去」に向き合う必要があるのか

現在の不安や苦しみは、しばしば過去の体験や感情の記憶と深く結びついています。
たとえ意識では忘れていたとしても、無意識のなかではいまもその影響が続いている──そうしたことは少なくありません。
「理由のわからない不安」「繰り返す対人関係のパターン」の根本に、幼少期や過去の環境に刻まれた心の痕跡が見つかることもあります。

退行催眠療法とはどんな方法か

退行催眠療法とは、催眠状態でリラックスした心の深いレベルにアクセスし、過去の記憶や体験にやさしく触れていく心理療法です。
無理に思い出させるのではなく、今の感情や身体感覚を入口にして、自然に過去とつながっていきます。
子ども時代、思春期、あるいはトラウマ体験など、心の奥に留まっていた記憶に再び向き合い、そこにある未処理の感情を“癒し直す”過程が進められます。

催眠状態だからできる「深層へのアプローチ」

催眠状態では、ふだん働いている「考えすぎる思考」や「自動的な防衛反応」がゆるみます。
これによって、感情や記憶にやさしくアクセスすることが可能になります。
頭ではわかっていたことが、感情として実感されるとき、本当の意味での変化がはじまります。
深層の記憶や無意識にある「思い込み」を見つけ、それを書き換えるための働きかけが可能になるのが、退行催眠療法の大きな力です。

退行催眠は「過去に戻る」ためではなく「今を変える」ためのもの

退行催眠の目的は、過去をただ再体験することではありません。
そこにある感情や意味をあらためて見つめ直し、“今”の自分の在り方を変えることにあります。
過去は変えられなくても、その記憶がもたらしている影響は変えられます。
それが、「意味の再構築」であり、「新しい自分」を生きるための出発点となります。

安心して受けていただくために

催眠状態とは、意識を失ったりコントロールされるような状態ではありません。
ご本人の意識は常に保たれ、いつでも会話が可能であり、自分の意思で中断することもできます。
マインド・サイエンスでは、経験と理論に基づいた安全で丁寧な誘導により、心の深層にやさしく働きかけていきます。
ご不安があれば、どんな小さなことでも事前にご相談ください。

 

 詳しい説明